イベント - 第2回公式大会
2012年12月15日に「WORLFARD」の2回目の公式大会が開催されました。
デッキ解説は開催日時点のルール・環境・カードパラメーターの中での話のため、一部現在の状況と食い違う内容もありますので、ご注意ください。
大会概要
- 開催日:2012年12月15日
- 大会形式:スイスドロー4回戦
- 試合形式:1本先取
- 参加登録者数:18名(2名欠席)
- 使用クライアント:Ver.1.3.1
結果
- 優勝:お茶
- 準優勝:rei
- 第3位:blueronmel
大会動画
上位者のリプレイ動画(ニコニコ動画)上位者デッキ解説
お茶
デッキリスト
コストを稼いでユニットで殴ればいい (40) | |||
---|---|---|---|
ユニット (28) | スペル (12) | ||
3 | 《ワーカホリック》 | 3 | 《地盤沈下》 |
3 | 《ネグレリア》 | 3 | 《机上の血路》 |
3 | 《ユグドラシル》 | 3 | 《水葬―シーベリアル》 |
3 | 《酷死のエンブリオ》 | 3 | 《最後の楽園》 |
3 | 《オルトロス》 | ||
3 | 《ハウリングウルフ》 | ||
1H | 《宝樹塔プルンブム》 | ||
3 | 《剛地竜ガイア》 | ||
3H | 《暴狂獣アメミット》 | ||
3H | 《冥王オシリス》 | ||
[lS1Y@800Y1@hX16010Vz9B1C14@S31B1l1710P14170l] |
コンセプト
コスト軽減からのユニット大量展開や暴狂獣アメミット、冥王オシリスで押し切る。
使い方
後攻をとって地盤沈下タワー用にタワーを出す位置を相手と被せに行く。地盤沈下タワーと酷死のエンブリオタワーのどっちを優先するかは手札と相手の色から判断する。ユニット除去がありそうなら酷死のエンブリオタワーからネグレリアを召喚する。
また、相手の色からパニッシュスタンタワーなど嫌なタワーが出てきそうなら水葬―シーベリアルを手札に残しておきたい。
基本的にネグレリアのソウル化を狙いつつユニットを展開していく。
LS除去警戒でユニットの大量展開ができない時は最後の楽園を出すのはなるべく控える。次ターンで暴狂獣アメミットor冥王オシリス+酷死のエンブリオタワーが出せるならあり。何もできないならドロー。あとは殴るべし。
各カードの採用理由
- 《ワーカホリック》
低コストで相手の攻撃をブロックしつつ冥王オシリス用の墓地肥やしができる便利なユニット。 - 《ネグレリア》
キーカード。積極的にソウル化を狙いたいユニット。コストの重い暴狂獣アメミットや冥王オシリスに対して能力を使いたい。特に冥王オシリスに対してはネグレリア1枚で3点コスト軽減できる。 - 《ユグドラシル》
低コストでHTを増やせるユニット。最後の楽園を出すのを早めたり、ユニット数増やしに使う。HT=1の地盤沈下タワーに乗せてタワー効果を発動させる使い方もできる。 - 《酷死のエンブリオ》
ネグレリアと冥王オシリス用タワー。ネグレリアと冥王オシリスは機能する前に無力化されることが多いので1枚は手札に確保したいカード。 - 《オルトロス》
擬似不眠持ちユニット。ソウル化を狙いたいユニットで、ハートのユニットを擬似不眠持ちユニットにするのが目的。暴獣なので暴狂獣アメミットの効果の対象にもしたい。 - 《ハウリングウルフ》
1枚で2体のユニット。最後の楽園のユニット数増やしにしたり、AGI2を生かしてブロック役にしたりする。暴獣なので暴狂獣アメミットの効果の対象にもしたい。 - 《剛地竜ガイア》
ユニット強化役。ユニットの大半は地ユニットなので全体強化として使える。ネグレリアを強化して相手が倒すように促したりする事もできる。召喚時に墓地に送るタワーをユニットにすれば、冥王オシリスのコスト軽減に使える。 - 《暴狂獣アメミット》
フィニッシャーその1。ユニットを大量展開できる最後の楽園との相性がいい。ネグレリアの能力を使いたいユニット。 - 《冥王オシリス》
フィニッシャーその2。最後の楽園やネグレリアソウルのお陰で0コストで出るのが珍しくない。 - 《地盤沈下》
地の貴重なコスト妨害タワー。妨害しつつ属性効果でユニットのVIT上げるのが目的。これがあると最後の楽園からのユニット展開がしやすくなる。 - 《水葬―シーベリアル》
使い難いドローカード。ドローとしては使い難いが、タワー埋め、属性効果外し、宝樹塔プルンブムのハートからの召喚時スキルの条件を満たすなど使い道は多い。 - 《机上の血路》
使いやすいドローカード。魔法のランプより引ける枚数は少ないが、コストの低さやハートを落とすことで冥王オシリスのコスト軽減にも使えるので採用。 - 《最後の楽園》
キーカード。地ユニットを大量展開するために出したいカード。
ハート
ハートは除去されたユニットを補充するためにユニット3枚にした。机上の血路で冥王オシリスのコスト軽減も狙える。手札にない時用のフィニッシャーと4コストかつ余ったコストで強化できる宝樹塔プルンブム。
苦手なカード
パニッシュスタンタワーと金明機ウェヌスが天敵。ユグドラシルや地盤沈下タワーに乗ったユニットが麻痺になるとコストが払い難くなり、最後の楽園が出せないとユニット展開ができなくなってしまう。
rei
デッキリスト
風オシリス複合 (40) | |||
---|---|---|---|
ユニット (36) | スペル (4) | ||
3 | 《ディプテラ》 | 3 | 《胎動する火口》 |
3 | 《グレースバード》 | 1 | 《発掘―アウスガーバング》 |
3 | 《クロックドゥール》 | ||
2 | 《風呼びカレタ》 | ||
3H | 《金声鳥オルムキュグヌス》 | ||
3 | 《ヘッジホット》 | ||
1 | 《グリグリ》 | ||
3 | 《ジャックアネイプス》 | ||
2 | 《ジャガーノート》 | ||
3 | 《ライパーブル》 | ||
3 | 《風撃ちアクレ》 | ||
1H | 《宝嵐剣クプルム》 | ||
3H | 《雷轟のタラニス》 | ||
3 | 《冥王オシリス》 | ||
[lYYU30@k300Y01Y05100EIIY1K141K0K1709050b1W1zme161g1E] |
コンセプト
風デッキとクロックドゥール+胎動する火口による高速オシリス召喚の複合デッキ。
動かし方
上記の高速オシリス召喚ができれば最善だが、出来ないときはジャックアネイプスタワーにディプテラを置いて殴るなど風デッキとして動いていく。スペルが火口と発掘しか入っていないため、厄介なユニットはユニットの攻撃で積極的に破壊していきたい。
各カードの採用理由
- 《グレースバード》
ウィニーへの時間稼ぎが主な狙いだが、後半に引いてもブロッカーとして優秀。 - 《ヘッジホット》
冥王オシリスと相性が良く、LV3ユニットとしては高めの戦闘能力を持つ。事故も緩和してくれる便利なユニット。 - 《風呼びカレタ》
ライパーブルと強烈なシナジーを持つ。その他にもいろいろと便利なユニット、その2。 - 《金声鳥オルムキュグヌス》
冥王オシリスをリカバリーしたり、ライパーブルの移動後に出して疑似闊歩のようにも使える。麻痺デッキ対策にもならないこともない。 - 《クロックドゥール》、《胎動する火口》、《冥王オシリス》
このデッキのメインとなる勝ち手段。冥王オシリスを召喚した返しに対処されやすいので、なるべくクロックドゥールで不眠をつけたい。 - 《発掘―アウスガーバング》
胎動する火口でデッキの大半を墓地に落としてから使えばほぼ2枚サーチで非常に強力。胎動する火口がないと微妙なので一枚だけ。 - 《ライパーブル》
ユニットを墓地に落とす手段の一つ。たまにロングスペルも割れるが、火属性ユニットが少ないのであてにはできない。 - 《ジャガーノート》
冥王オシリスで召喚したい高基礎ステータスユニット。タワーにして浮遊ユニットを乗せるのも良い。 - 《雷轟のタラニス》
少しくらいは除去を入れたい、という意思の表れ。
ハート
ハート召喚時に能力を持つ金声鳥オルムキュグヌスと宝嵐剣クプルムは鉄板。残りの雷轟のタラニスはデッキに入っている風ユニットの中で最も高レベルかつ、タワースキルを持たない序盤に引きたくないカードである。
得意なデッキ、苦手なデッキ
水デッキなどの除去の少ない中低速デッキに強いが、クロックドゥールに頼るデッキの常として麻痺に弱い。相手を妨害する手段が殆どないので、相手のデッキが上手く回ると何もできないことも。
blueronmel
デッキリスト
Firefly (40) | |||
---|---|---|---|
ユニット (27) | スペル (13) | ||
2 | 《ラビットイヤー》 | 1 | 《解呪ーディスエンチャント》 |
3 | 《ゲイボルグ》 | 3 | 《机上の血路》 |
3 | 《クロックドゥール》 | 3 | 《ライトニング》 |
3 | 《風呼びカレタ》 | 1 | 《極星―ポラリス》 |
3 | 《ケットシー》 | 1 | 《水葬―シーベリアル》 |
3 | 《セントールの射手》 | 3H | 《クレメイション》 |
1H | 《ジャックオランタン》 | 1H | 《業火―ヘルファイア》 |
2 | 《焼野狐ランフー》 | ||
1 | 《ライパーブル》 | ||
3 | 《雷轟のタラニス》 | ||
3 | 《アセイルマンティス》 | ||
[lXXUY001411041Y01510VYX21J1I1u0p705@gG@ke0M1sh1hQv] |
コンセプト
WORLFARD黎明期の何を出してもクレメイションで焼かれて、火や風の大型に殴られた頃を再現したデッキ。戦わずして勝つ。
動かし方
序盤はセントールの射手タワーやゲイボルグを活かし、相手の小型を焼いて主導権を握る。特に全体的な焼きの底上げを行えるケットシーは最優先で出したい。場に敵ユニットが存在しないなら机上の血路で手札の補充も忘れない。
中盤は焼野狐ランフーや雷轟のタラニスで焼きつつ、それまでに出した小型でライフ削りに取り掛かりつつ、フィニッシャーのアセイルマンティスで一気にライフを削りたい。
序盤の内に相手のハートや置かれたタワーで相手がどういうデッキか判別し、LS割りやタワー対策カードの取捨選択をしよう。特にクロックドゥールタワーは全力で止めたい。
各カードの採用理由
- 《セントールの射手》
おそらくHT2のタワースキルでは最も優秀なカードの一つ、実質相手のVITを1削る事で、実際の効果に加えて、相手のタワー配置のバランスを崩す効果も期待できる。ユニット自体の性能も優秀。 - 《ゲイボルグ》、《ケットシー》、《風呼びカレタ》
どれもセントールの射手と強烈なシナジーを生み序盤の主導権を握る貴重なカード。特にケットシーはこのデッキのキーカード、これが場に居るかどうかで焼きの効率が大きく変わってくる。 - 《クロックドゥール》
定番のタワーカード、焼野狐ランフーや雷轟のタラニス、アセイルマンティス等中型から大型に乗せたいカードが多いので、タワーの形成はセントールの射手より後で構わない。 - 《アセイルマンティス》
焼き能力こそ持たないが、このデッキに足りない高い決定力を補える為採用。LV6トップクラスの打点を持ち起動スキルによってさらに打点を追加できる。
ハート
おそらく最優先で狙われるであろうケットシーをソウルに利用できるカードをハートに揃えた。ハートに魔術のカードを入れる事でケットシーの起動スキルを活かす役目も持てる。
得意なデッキ、苦手なデッキ
相手デッキの平均VITによって有利不利が大きくつく、その為規格外にVITの高い水はアセイルマンティスの奇襲以外で勝ち筋がないだろう。またそもそも焼ける対象が居ないスペルを大量に積むタイプのデッキは苦戦を強いられる。一方、起点が必要なデッキには大きな優位が付けられる。風撃ちアクレのドローすら許さない徹底的な焼きでボードを支配しよう。
参加者全員のデッキコード
- 上条
「地単」:[lYX02000Y1103@mX0X10z0t20w030a0z1y1y0417050y070A1V0081l] - ワオン
本人希望のため非公開 - 猫先生
「火光ヘファイストス」:[lX0XY013111301Y10W105004@QX03WY81X150Y160s1q1p0c1v121c031r00502080f0i] - お茶
「コストを稼いでユニットで殴ればいい」:[lS1Y@800Y1@hX16010Vz9B1C14@S31B1l1710P14170l] - ABBA
「風闇火除去コントロール」:[kX0TY01310Y@x1X16001JGJ31I04W05d040I1L0Im1jf1X1d1M0lc1e] - 佐奈
「水tアメミット」:[gYYY3010300@tY110W100KOMT1@Q0Q0R161I03@Q61S061n1U1b181r] - Tatami
「光地DEF」:[lWT0Y11Y0141@k1X0600jm2u0r0n40v0p13E0E1C1h1w1aww0U0A0b0P] - tate
「火t闇天啓」:[lW0TY101Y114000@g500Xoa70Y@Qk1h0e@090X1e0b08@I70xu08159] - ラヴァ
「篝火オシリス」:[lX0TY0003100Y@B00511YY830I0mk0d908W1E0wf0f1t0905o0ni0a1h0g] - zzz888
「コントロールフリークス#1」:[lXXUY00041@sY110X1611TcNU1S1S0R50k0U08n141m0l1f1c19040Z] - くれにゃい
「光単アストロレムジェ」:[lWWUY11Y150@x151@w55Xojlq02031402n141rr1r@wq070C0a1a0661UA] - まよい猫
「スペルマーリン」:[iYYY3100301@t1Y0X0X1kkYXD15n0f051O1605031G1s14071s0WWS60V] - Pitfall
「火不眠軸」:[lXT0Y11031Y1Y0X16111d4V2@030g0cX0vB150e1d0a0Y81aB0h0c0K] - blueronmel
「Firefly」:[lXXUY001411041Y01510VYX21J1I1u0p705@gG@ke0M1sh1hQv] - rei
「風オシリス複合」:[lYYU30@k300Y01Y05100EIIY1K141K0K1709050b1W1zme161g1E] - worlfard
「地タッチ水タッチ光デッキ」:[lWT0Y00@c1401Y1005000txuP031n1M1w141y1A181f1O1N140y] - zodiac
「樹海ラフレシア」:[lXWUY100401Y110505@8@U051X061u80A13030mb4vv60n81zz051ii84VP0C18dfe85CC7bb0547R] - MMC
「地リカバリーコン」:[lXWUY11041Y100500X1611s8yv14@Qh0y1A121o16060bV070a0x1x]
ダウンロード
参加者全員のデッキファイル集
2nd_Tournament_Deck.zip (4.72KB)※ワオンのデッキファイルは本人希望のため収録されていません。
ファイルをダウンロードし解凍したあと、中身のdkdファイルをWorlfard.exeがあるフォルダ内の「Deckフォルダ」に入れることで、ゲーム中のデッキ選択時にリスト等に表示されるようになります。
大会全試合のリプレイファイル集
2nd_Tournament_Rep.zip (67.8KB)※1回戦第2試合、第3試合は不戦勝のため収録されていません。
リプレイを再生するには、ファイルをダウンロードし解凍したあと、中身のwrpファイルをWorlfard.exeがあるフォルダ内の「Logフォルダ」に入れてください。その後、ゲーム内のREPLAYでそれぞれの対戦のリプレイを再生することができます。(リプレイの再生にはVer.1.3.2をご使用ください)
敬称は省略させていただきました。